2007年02月25日

親子参加!「ビデオの撮り方」講習会

「ビデオを持ってお子さんと遊びに来る気持ちでどうぞ」。そんな講師のご提案で企画が進んだ、“親子参加”の「ビデオの撮り方」講習会。
NHK水戸放送局カメラマンの竹内秀樹さんを講師に、2/25(日)、水戸市緑岡公民館で行われました。

初めての企画、お子さんの人数も30人弱と多く、スタッフは内心、どんな雰囲気になるかとドキドキ。。。
子ども達が後方に用意したおもちゃや風船で遊び出す中、講習会が始まりました。

s-07.2.25ビデオ講習会@.jpg s-07.2.25ビデオ講習会A.jpg

まずは竹内さんが、逆光補正やホワイトバランスなど、ビデオカメラの基本的な機能や、「4W1Hに注意」(いつ・どこで・誰が・何を・どのように、を自分の声で入れたりする)「カットの長さにメリハリを」「被写体になるべく近づいて」などのポイントを説明。

例えば幼稚園行事を撮る場合、外の風景→教室の様子→園児全体の様子→我が子の様子にズーム、というようにメリハリをつけたり、その光景に対する自分のコメントを入れながら撮ったり、家を出るときに子どもに「今日は何の日ですか?」と問いかけて返事を引き出したりすると、その時その時の子どもとの会話も入った思い出になる。。。など、なるほど〜というアドバイスをたくさん教えていただきました。
どうしても1場面を真剣に無言でダラダラ撮ってしまい、後で見ると間延びしてイマイチだなーと思った経験があります。

その後お子さん達に、簡単な手遊びや体を使った遊びをペンギンスタッフと一緒にやってもらい、参加者に「4〜5分にまとめる」という条件付で撮影してもらいました。
そして映像をテレビモニターに映しながら、講師の講評。

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2時間の講習会、子ども達が疲れてしまうかなと心配でしたが、手遊びでは多くのお子さんがノリよく遊んでくれ、おやつタイムにも喜んでいただけたようで、ホッ。
たくさんのお母さん・お父さん、お子さん、そしておばあちゃん・おじいちゃんにまで参加していただき、感謝!です。

気軽な雰囲気で講習会を進めてくださった竹内カメラマン。
上達の秘訣は「楽しんでカメラを回すこと」。動きや音声も記録できるビデオカメラの魅力を生かすための数々のアドバイスを、ありがとうございました。(ち)
     
 ビ デ オ 撮 影 の ポ イ ン ト


ビデオ撮影は、Hi8テープ・miniDVテープなどの普及カメラが小型化且つ廉価化してとても身近な行為となってきています。今では記録媒体がDVDやハードディスク(HD)まで増え更にはハイビジョン高画質で記録されるようになってきました。そこにおさめられる映像は、「動き」・「音声」という二つの特性から情報量の豊富な記録性の高いソフトと言えます。その為家族や友人らとの記録として、またはイベントの記録として、そして時には事件事故の記録として貴重な映像となってゆきます。
そうしたビデオ撮影は、いくらカメラ自体や記録媒体、放送媒体が進化していっても、撮影のスタイル・基本的な事はそれほど変わっているものではありません。
この講座では、その撮影の基本的なポイントをお伝えして皆様によりビデオ撮影を楽しんでいただき、更にはそれをご覧になるときも楽しんでいただけるようなものにしてゆきたいと思います。


その@  カメラの大方の機能を理解する。
カメラにはたくさんの便利な機能があり、最新のものになればなるほど増えています。 当然それらを上手く使いこなすに越したことはありませんが、実際いざ撮影をしているとそれらまでには気が回らなかったり、余裕がなくなったりすることがあります。ここでは最低限こうした機能を使えばというようなものを紹介します。

●逆光補正
撮影対象の背景が明るすぎるところに入ってしまったとき対象の絞りを補正する機能。
普通の屋内や暗めの場所での撮影にも適用可

●ホワイトバランス(WB)
撮影時の環境に適した「白」を設定し、画像を適切な色彩に調整してくれる機能。
通常はオート設定。しかし、画面に温かみのある映像にしたい場合は「曇り」設定にするなど

●三脚
カメラを固定して、遠目のものや静物を撮影する時には重宝。
実は三脚よりは一脚のほうが機動性はある


そのA  4W1Hにも注意して。
いわゆる、「いつ(WHEN)」、「どこで(WHERE)」、「だれ(WHO)」、「何を(WHAT)」、「どのように(HOW)」を説明するような心がけを大切に。

●「いつ(WHEN)」 
カメラ内臓の日時を表示だけでなく、手書きでタイトル表紙を作ってそれを事前に撮影したり、自分の声を入れたりする(ボイスキャプション)など。
⇒これは日にちがかなりたった後で見直したりするときに効果有。

●「どこ(WHERE)」 
撮影場所がどういうところなのかを記録。
⇒撮影者以外の人に見せる時に丁寧な情報となる。また編集する時なども必要な情報。

●「誰(WHO)」 
主人公が誰なのか?何を撮影するのか?はじめにボイスキャプションを入れてみる

●「何(WHAT)」 
何を撮影、どんなイベントなのか?これもボイスキャプションは便利

●「どのように(HOW)」 
一番大事なのが、どうだったか?ということ。何気ない出来事や、楽しみな・大事なイベントなどでそこに出てきた人たちがどうのように感じたか・思ったかが画面を通して出てくることが大事。
表情や音声を丁寧に撮影するよう心がける。



そのB  カットの長さはメリハリをつけて。
撮影する時にシャッターを切る長さのメリハリをつけることは、映像全体を見るときに必要以上な間延び感をなくし、撮影時間をコンパクトにすることができます。しかしシャッターを入れたり切ったりするタイミングは必ずしも決まっているものではないですが、心構えとして幾つかの要領をあげてみました。

●説明的なカットは7秒位←場所説明など

●事前に段取りや式次第を確認←結婚式や卒業・入学式など事前に撮影内容を確認しておくと必要な部分の見分けが確認でき、要領よく撮影できます。
例えば卒業式の名前呼び上げや結婚式の挨拶の順番など。



そのC被写体にはなるべく近づいて
表情や音声にいいものがあると長く映像を見ることができます。時と場合によりますが、被写体にはなるべく近づいて表情を狙ったり、声を拾ったりしてみてください。

以上、大まかなことを書きましたが、撮影は楽しんでカメラをまわしてもらうことと撮影する機会をたくさん持つことが上達への近道です。今回のことが何かの参考になれば幸いです。

             
NHK水戸放送局 カメラマン  
                     竹内 秀樹

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