1月20日(土)、1月27日(土)に、アイルランド出身のアラン・カーズウェルさんを講師に、アイルランドの文化を学びました。果てしなく広がる雄大な自然、ダンルースなどの数多くの遺跡、セイント・パトリックス・デイの話、教育や学校・クラブ活動の話、エンヤなどの音楽の話、ハーリングやラグビーなどのスポーツの話、ジョイスやイエーツなどの文学の話、「麦の穂をゆらす風」などの映画の話、などなど、講師と参加者で、アイルランドにまつわるお話をたくさんしました。
そして、2月10日(土)が料理講習会。メニューは、「stuffing」「ねぎとじゃがいものスープ」「コルカノン」「ショートブレッド」の4品。その他、紅茶を煎れました。
「stuffing」は、パン粉、玉ねぎ、バター、牛乳、チキンキューブを混ぜたものをベーコンで包み、オーブンで焼いたものです。「こういう料理初めて見ました」「おいしい」「簡単にできる」との参加者の声。
「コルカノン」は、じゃがいもをゆでて潰して、溶かしバターと牛乳でのばし、塩こしょうと刻んだ細ねぎを混ぜるという、こちらも簡単料理。「普段の食生活も、じゃがいもが中心です。じゃがいもはよく食べますね」とアランさん。「細ねぎとじゃがいもの組み合わせが新鮮ですね」と参加者。
料理講習会は、準備も楽しみのひとつ。
材料はアランさんの提供するレシピをもとに、2人のボランティア・スタッフが手分けをして買い揃えました。ベーコンは水戸駅近くの量り売りのお肉屋さんでやや厚切りに切ってもらい、パン粉は御茶園通りのパン屋さんに頼んでパンの耳を挽いてもらいました。じゃがいもは岩間街道沿いのスーパーで、九州でできたばかりの新じゃがいもを買いました。紅茶も、アランさんの好きなアールグレイを、葉から煎れました。たくさんのお店を見て回ってから、安くて良いと思うものを買っているので、参加された方に「このパン粉はどこで買ったんですか?」とか聞かれると、ちょっと嬉しい。
また、週に5日は料理をしているというアランさん。スタッフと同じく講座開始30分以上前から会場入りし、オーブンの具合や材料をチェック。最初にショートブレッドを焼いてから「stuffing」を焼きましょうと段取りも指示。「アイルランド人の男性は、みんな料理をするんですか」との質問に「私ほどじゃないけど、だいたいみんな料理はやりますよ」とのこと。おかげさまで、楽しくおいしい料理ができました。
2月17日(土)からは、中国の文化と料理を学びます。(参加者の募集は、既に締め切られています。)こちらも楽しみですね。(や)