4回を通して出席した、茨城大生スタッフのリポートです。
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4回目の保育ボランティア養成講座は、2回目でも講師をして下さった今井典子さんが、「あそび名人になっちゃおう!」というタイトルで、子どもとのレクリエーションについて講義をして下さいました。
講義の最初から早速、「どんぐりころころ」などを歌ったり、1人1個カスタネットをもってリズムを取ったりして、あそびを実際に体験しました。
その後も、手あそび、わらべうた、歌あそび、子守唄、子どもの歌、折り紙というように、実際に受講者全員で、たくさんの歌や遊びを実践しました。
歌あそびでは席を離れて、皆で歌いながら輪になって遊んだり、動き回ったりして「かもつれっしゃ」などの遊びをしました。
そのような楽しい講義の中、今井さんの印象的な言葉がいくつかあったので、以下にまとめてみました。
・わらべうたは、江戸時代に生まれたもので、明治くらいまで人々に好まれ てきたが、西洋音楽を重視する風潮によって途切れてしまった。しかし、 素晴らしいものなので「伝承していきたい!」
・わらべうたの中でも有名な、「かごめかごめ」や「花いちもんめ」など、 古いよと思っても案外使えるものが多いので、「思い出してみよう!」。 私たちにとって昔の遊びだと思っても子どもは楽しんでやるそうだ。
・子どもはスキンシップが好きで喜ぶので、子どもをくすぐったりするよう なスキンシップで遊べるようなあそびで「ぜひ遊んで欲しい!」
・こもりうたは、音痴でも何でも良いから心が、そして温かみが伝わる歌を 聞かせてあげたい。だから、「歌ってあげて欲しい!」
・「頭を柔軟にして色々なあそびをしてみる!」タオル1本でも引っ張り合っ たりすれば、1つのあそびが生まれる。色々なあそびをしてみることで、子 どもにも楽しさが伝わる。
最後は1人1個楽器をもって、「山の音楽家」「ふしぎなポケット」、子どもの好きな「アンパンマンマーチ」などを合奏して、終わりました。
最初は皆さん少し恥ずかしそうでしたが、段々と小さい頃にしたあそびや歌っていた歌の記憶が蘇り、笑顔があふれ、楽しい時間、楽しい体験となっていったのではないでしょうか!
今回で保育ボランティア養成講座は終了です。とても楽しく、ためになる講座でした!
講師の皆さん、ありがとうございました。(み)