第3回目のテーマは「子どもの応急手当て」でした。
茨城大生スタッフのリポートを、どうぞ♪
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第3回は、「子どもの応急手当て」について。
日本赤十字社茨城支部で幼児安全法ボランティア指導員をされている橋本明子さんが、講師として来てくださいました。
初めに橋本さんは「子どもの事故というのは、子どもの発達・成長に密接に関係している」とおっしゃっていました。
今後お子さんを預かる立場として、子どもの病気やケガ、またその手当てについて「知らなかった」では済まされないのだと、実感しました。
更に身の引き締まった私は、今回の講座で以下のようなことを学んできました。
・子どもの事故は予防(安全教育など)が大切であること。子どもの視点に立ってみて、子どもたちの周りに危険がないか探してみること。
・子どもの病気の発見には、保護者・保育者の五感がすごく大事であること。
・子どもの病気の特徴として、「ちょっと前まで元気に遊んでいても、急激に発症することがある」ということ。
・子どもが頭を打ったときは、「意識はあるか」「元気に泣いているか」「手足が動いているか」を確認すること。
・子どもがケガをしたときは、子どもが安心できるように接すること。安静にすること。協力者を求めること。
・子どものヤケドは、軽い場合、局所(ヤケドした部分)を冷やして、全身は温めること。水ぶくれはつぶさないこと。重度のヤケドの場合、服の上から冷やすこと(衣類が皮膚にくっついて、皮膚がめくれてしまう可能性があるため)。
などなど。
講座では、ストッキングやバンダナを使って、「応急手当て」の実技も体験することができました。
今回の講座を通して、もしものために、ちゃんと知識を持っておくこと、もしも子どもがケガをしてしまったり、病気になってしまっりしたとき、慌てず・子どもを安心させてあげること、少しでもできる手当てをしてあげることの大切さを知りました。
でも、「もしものこと」は起こさない・起こらないが一番。
橋本さんが「予防が大事」と言った意味も、理解できました。(ま)