今回も、茨城大生スタッフ2人のうち、初めてブログ原稿を担当してくださった方のリポートです。
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9月13日10:00〜12:00まで、赤塚のミオスにて、2回目の保育ボランティア養成講座が行われ、講師の今井典子さんが、たくさんの本を持参して講義をしてくださいました。
講座中、「はらぺこあおむし」をはじめ、たくさんの絵本を読んでくださいました。
キャラクターによって声を変えたり、感情によって声の抑揚をつけたり、また、注目させたいところを指で差したり、読むスピード、ページをめくるタイミングなどに気を払ったりなど。。。子どもに読み聞かせする上で、学ぶ部分がたくさんありました。
「はらぺこあおむし」では、最後にあおむしがチョウになるのですが、今井さんは、その時に本をパタパタと閉じたり開いたりしてそのチョウが飛んでいる感じを出しており、その工夫に驚きました。
私自身、童心に返って、絵本の世界を楽しむことができました。
絵本を子どもと1対1で読む作業は単純なことだけど、その中で子どもと話をする間には、温かいものが流れている、ということをおっしゃっており、印象に残りました。
「『絵本』は、楽しむものであり、押し付けるものではない。声を出して近くの大人が読んでくれることが、絵本の良さ」だと。
私も、ボランティアとしてペンギンくらぶの活動に参加していて、子どもたちがお母さんの膝の上に座って絵本を楽しむ姿をよく見ますが、お母さんと一緒に絵本を楽しむ時間は子どもにとって大事な時間であるとあらためて感じました。
「どの絵本にも喜怒哀楽があって、子どもとコミュニケーションが取れる」と今井さん。
絵本は、「同じ感情でも色々な言葉を使う」ため「豊かな発想や深い思索につながる」そうです。
また、絵に関しても、リアルな描写のものや、シンプルなもの、温かい感じのものなど、様々でしたが、今井さんは、このような美術の側面にも注目してお話してくださいました。
良い絵に触れることは、「子どもにとって幸せなこと」だそうです。
講座後も、熱心に今井さんと会話をしている受講生の方もいました。
今井さんは第4回の講座では、手遊びや歌などレクリエーションの講座をしてくれる予定で、楽しみで仕方ありません!
あと、2回。自分なりに色々なことを感じて、たくさんの知識を学んでいきたいと思います!次回(第3回)の『救急』の講座も楽しみです。(み)