水戸のファミサポは、一昨年6月にスタートし、現在、利用会員183人、協力会員76人、利用をすることもあるが自分の子どもと一緒に他のお子さんを預かることもある両方会員49人が登録(今月中旬現在)。
親の就労に限らず様々な理由による子どもの一時預かりのほかに、保育園や幼稚園、小学校の送り迎えなどの手助けを提供するシステムとなっています。
昨日は、水戸のファミサポの会員同士の交流会が、水戸市福祉ボランティア会館(ミオス)であり、約30人が参加。
世界各地の蓄音機のコレクター、萩原嘉市さん(笠間市在)による、SPレコードのクラシックコンサートでした。
萩原さんが、曲や作曲者、演奏者について分かりやすく解説を交えながら、竹やサボテンの針を使った蓄音機とSPレコードの魅力を紹介してくださる中、会員たちは、体でリズムを取ったり、目を閉じて聞き入ったりして、レコードから流れる歌やピアノ、ヴァイオリンの音色を堪能していました。
音楽の後は、お菓子とブルーベリーティー、アッサムティーなどを楽しみながら、おしゃべりや情報交換。
テーブルコーディネーター・大内晴江さんによる、素敵なテーブルセッティングと、紅茶に関する豆知識も、会員同士の会話を一層弾ませました。
「共働きで身近に頼れる身内もいないので定期的に利用している」、「2人目の子の育児が少し落ち着いてきたので両方会員としてお手伝いしたい」などの方、まだ会員になっていないお母さんで「利用しようと思いつつなかなか利用できなかったが、思い切って参加して楽しかった」という感想を述べられている方もいました。
同世代の親だけでなく、自分の親世代の方々と交流したりアドバイスを受けられることも、このネットワークの魅力の1つかもしれません。
ファミサポでは、男性や、夫婦での会員登録も大歓迎とのこと。
援助の対象や利用のシステムは、各ファミサポで若干異なります。
興味のある方は、お住まいの地のファミサポにお問い合わせください。
詳しい説明と問合せ先は、ペンギンくらぶHPのこちらをご覧下さい。(ち)
(文中に出てくる会員数は、古い数字になっています)
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