本屋さんでも、たくさんあるだけに迷ってしまいますよね。
そんなママ達も多いのでしょう。保育付き「絵本の見つけ方」は、ペンギンくらぶでも希望者殺到の人気の講座。
今月18日に「おはなし会たんぽぽ」の今井典子さんを講師に、その第1回目が開催されました。
(「無理のない範囲で、親子で絵本を楽しんで。ゆっくり読むことも大切」と今井さん)
今井さんは、おすすめ絵本として70冊をリストアップ。
これをもとに、時おり実際に読み聞かせを交えながら、絵本選びのポイントをやさしく語ってくださいます。
「子どもは文字ではなく絵を読む」など、忘れていた視点にドキッとすることも。
受講された16名は、1歳代のお子さんを持つ方が多かったのですが、「ストーリーを追えるのは3歳位から。小さい子の読み聞かせはあせらず、短いものからはじめてみては。子どもが遊びでただ絵本をめくるだけ、でも良いのです」と今井さん。
なるほど、肩ひじ張らずに、もっとカジュアルに、絵本をまるごと楽しんでもOKなんですね。
また「絵本を1冊読むのはわずか5分。読んでとせがまれたら、エプロン外して読んであげてくださいね」の言葉にハッとさせられました。
雑事に追われ、つい「あとで」の言葉が出がちですが、この時期の子どもと向き合えるのは、いま、この時だけ。
絵本という親子共通の楽しみを通して、子どもと過ごす時間を大切にしたいですね。
受講者からは「絵本作家のエピソードも聞け、改めて絵本の良さ・深さを感じることができました」という感想が聞かれました。
まずは図書館で絵本を10冊借りてみる、ガイドブックを参考にする、さらに読書の記録をつけてみる…などのお話も大いに参考になりました。
まだまだ寒い、これからの季節。この冬は親子でぬくぬく、絵本ざんまいもいいな!と思える講座でした。(え)