すっかり知名度も上がった「スクラップブッキング」。
でも、実際には作ったことがないという方も多く、今回もほとんどが初めて作る皆さんでした。
講師の恒廣登志子さんは、八郷で「ヒカリ写真館」を開いていらっしゃる写真のプロ。
参加者がたくさん持参した写真を前に悩んでいると「この表情はいいわね」「こっちの方がおすすめよ」と、適確なアドバイスを下さいました。
まずは「クロップ」と呼ばれる、写真をカットする作業。
躊躇している参加者の皆さんに「ネガはあるんだから、どうぞ大胆に!」と後押ししてくださったので、みなさん思い切りよくカット!
その後「レイアウト」、写真が映えるように後ろに紙をつける「マッチング」などの作業に移りました。
どの行程でも、説明の後に、各テーブルを回って一人ひとりにアドバイスをくださる細やかな対応で楽しみながらも安心して、作り上げることができました。
好きな材料を選ぶ作業が何度かあり、目移りする20種類近い材料の中から好みのものを選ぶと、それぞれの個性が出てきます。
他の参加者の方の作品をのぞかせてもらうのもまた楽しいものでした。
紙のふちをスポンジで汚し、アンティーク調に仕上げたりペーパーのカットの仕方、並べ方で思いがけない表情になったりと、スクラップブッキングの奥深さに、ただただうなずく参加者の皆さん。
どんなデザインでも「いいですね!」と応援しつつアドバイスを下さる講師の恒廣さん。
実は小学校教師でした、と聞き、なるほどと納得です。
どんな風に作り上げようか悩み楽しんでいるうちに2時間は瞬く間に過ぎ、お子さんを気にしつつも「もう少し!」と作業を続ける方も多く見られました。
手に入りにくいスクラップブッキングの材料ですが興味のある方は、ぜひご相談くださいとのこと。
ヒカリ写真館のHPはこちらです。
また、講座内では仕上がらなかった参加者のみなさんの完成品をぜひメールで見せてくださいね、とおっしゃっていました。
家族の写真を並べての作業、みなさんの幸せそうな顔が印象的でした。
参加者の皆さん、お子さんの成長とともにまた作ってみてくださいね。(に)